はじめに

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 真菌類による感染は、皮膚糸状菌によるものが多く、皮膚糸状菌症と総称されますが、さらに白癬、黄癬、渦状癬に分類されます。

 わが国で特に発症頻度の高いのは、白癬です。この白癬の症状が手足の股間部や足縁に生じるものを足白癬あるいは「水虫」といいます。

 また他の皮膚部分に生じるものを「たむし」と称しますが、体表面に発症し輪の形をした赤い皮疹を特徴として、かゆみを伴うものを「ぜにたむし」といい、陰股部に生じるぜにたむし様の皮疹を「いんきんたむし」と通称しています。

 症状としては、鱗屑が剥脱するだけで他の症状を伴わない軽度なものから、強いかゆみを伴うもの、さらに重度の鱗屑病変を形成するもの、水疱を形成してさらに感染が拡大して行く過程をとるものなどさまざまです。


 水虫(足白癬)の病態


 水虫の感染 

 白癬菌による感染は裸になった皮膚から起こります。水虫の場合は裸足で歩いた後などに、清拭しなかった時に起こるといわれています。公衆浴場などでは特に感染の機会が多いとされてきました。特に外気に曝されることなく、湿気の多い部分で繁殖が進みます。

 水虫の初期症状 

 靴下に鱗屑が付着している程度では、あまり気にする必要はありません。この状態の時に患部を清潔に維持するように努めれば症状は衰退して消失していきますが、なかなか気付くのは難しいものです。

 症状が進むと強いかゆみが生じ、さらに患部は鱗屑が湿気を含んで白くなり、ふやけた状態になります。多くの人が水虫と気付くのは、強いかゆみと趾間部に白い鱗屑が存在するようになってからです。

 水虫の初期症状 

 靴下に鱗屑が付着している程度では、あまり気にする必要はありません。この状態の時に患部を清潔に維持するように努めれば症状は衰退して消失していきますが、なかなか気付くのは難しいものです。

 症状が進むと強いかゆみが生じ、さらに患部は鱗屑が湿気を含んで白くなり、ふやけた状態になります。多くの人が水虫と気付くのは、強いかゆみと趾間部に白い鱗屑が存在するようになってからです。

 水虫には3つのタイプがある 

水虫は症状により、趾間型、小水疱型、角質増殖型の三つのタイプに分けられます。

市販の水虫薬を選ぶ時は、まず自分がどのタイプなのかを判断し、 薬局で症状を説明することが大切です。


趾間型

小水疱型

角質増殖型
最も多くみられるタイプで、足の指の間がふやけた状態になってジクジクしたり、皮がむけたりして、かゆみを伴います。 次に多くみられるタイプで、小さな水疱が土踏まずや足の縁にできて、強いかゆみを伴います。 足の裏全体が硬くなってひび割れしやすく、皮がボロボロはがれたりしますが、痛みもかゆくもないタイプです。
 この型は、水虫とは気付かれずにいることが多いのですが、実際には最も治りにくく、また他人への感染源にもなりやすいのです。

 爪の水虫 

 白癬菌は、ケラチンのある皮膚の角質層ならどこにでも寄生します。ときには、髪の毛に住みついて切れ毛や脱毛を起こしたり、爪に住みついて爪をボロボロにしてしまうこともあります。

 足の水虫の治療を怠ると病状はさらに伸展して 「爪白癬」と呼ばれる状態になります。これは白癬菌が爪の下に広がったもので、爪が白く濁ったり、異常に厚くなったり爪の変形とともに爪が剥れていく症状を生じます。

 爪には塗り薬が浸透しないので、治療には飲み薬(内服薬)で治療していかなければなりません。一般用医薬品は塗り薬(外用薬)のみで飲み薬はありません。医師の診断のもとに医療用医薬品を用い治療を受けて下さい。



はじめに〜水虫(足白癬)の病態
水虫の薬との上手なつき合い方
水虫のセルフケア
水虫の薬(一般用医薬品)に含まれる主な成分とその作用
水虫の仲間の病気〜おわりに

夏の皮膚病


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