滋賀県ひまわり薬局

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花粉症

インフルエンザ
花粉症患者の増加について

日本の花粉症患者さんは2000万人以上、スギ花粉による花粉症患者さんにおいては1500万人にのぼると言われています。
これは日本の人口の15〜20%にあたり、5〜6人に1人は花粉症であることになります。その原因として近年、土壌地面が少なくなり、コンクリート化地面が多くなっていること、地球温暖化により植物の生育がよくなり、花粉の飛散、浮遊量が多くなってきているためと考えられます。
そのため花粉症にかかる人は年々増加傾向にあり、将来的には日本人口の40%程度にまで達すると思われます。このように新たに花粉症になる人が多くなってきているのが現状です。

花粉症と風邪の違いについて

風邪かなと思っていても、実は花粉症であることも少なくありません。
では花粉症の症状と風邪の症状ではどう違うのでしょうか。風邪はやや粘りのある鼻水が出て、発熱、のどの痛み等の症状が現れるのに対して、花粉症はサラサラとした水っぽい鼻水が出て、目の充血やかゆみなどの症状が現れます。
このような症状が発現して花粉症かなと思ったら、専門医(耳鼻咽喉科)を受診して下さい。
インフルエンザ

OTCの利用のすすめ

しかしながら、この時期になると耳鼻咽喉科のある病院や医院は花粉症の患者さんで混雑し、長時間待たなくては受診することができません。
時間がなく、受診が困難な方は一般用医薬品(医師の処方せんがなくても購入できる薬。)を利用されてはいかがでしょうか。花粉症のお薬(のみ薬、点眼薬、点鼻薬)は眠気などの副作用(特にのみ薬)が発現することが多く、問題となります。そこで、各患者さんの症状に合い、できる限りそのような副作用が少なくなく、かつ安全に服用、使用していただくお薬をみつけることが重要です。
そのためにぜひ薬剤師に相談し、自分に合ったお薬をみつけ、花粉症を乗りきってください。